認知症は、脳の機能が徐々に低下し、日常生活に支障をきたした状態を指します。一般的には、記憶力の低下や思考能力の衰え、言語の障害、判断力の欠如、性格や行動の変化などが特徴とされています。
認知症は、加齢に伴って発症することが多く主に高齢者に見られますが、若年性認知症と呼ばれる早期発症の症例も存在します。
認知症の主な原因としては、アルツハイマー病、血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などがあげられます。アルツハイマー病の方が最も多く、ついで血管性認知症（脳梗塞や脳出血が原因）が多いとされ、年々増加しています。
また正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍、ビタミン欠乏症、脳内感染症、甲状腺機能低下症、肝疾患、腎疾患、薬物性など、治すことができる病気も含まれており、まずは適切な診断が重要です。
また認知症は薬による治療も必要ですが、それとともに生活環境の調整など適切なケアやサポートが重要です。認知症に関するお悩みやご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。